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コピーライティングのプロが、書籍には書かれていないテクニックと広告修正の事例を公開!

お弁当屋さんのチラシ(?) -売上を増やす方法-

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面白いハガキ(チラシ?)が我が家のポストに投函されていた。
 
一見不気味とも思える謎の宣伝ハガキだ。
 
裏面はこうなっている。
 
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どうやらお弁当屋さんの宣伝らしい。
 
手に取った瞬間「怖っ!」とも思ったのだが、私はこういう宣伝が嫌いじゃない。
 
むしろ、インパクトがあって素晴らしいとさえ思う。こういう変わった宣伝が増えることは世の中を面白くしてくれて有難い。
 
一見ダメダメな宣伝に思われるかもしれないが、実はコピーライティングの重要なポイントをいくつか押さえている。
 
 
1.手書き
 
なんだかんだ言っても結局は手書きは強い。手書きだとなんとなく読んでしまう。それは、そこに「人」を感じるからだろう。
 
「物の写真」に目が行かない人でも「人の写真」には思わず目が行くように、「印字された文字」はスルーしてしまう人でも「手書き文字」には目が向くことが多い。
 
手書きで反応率を上げるのはコピーライティングの基本だ。
 
欲を言えば、もう少し丸文字っぽく書いたほうが親しみを持たれるだろう。
 
 
2.お客様のメリット明示
 
「当店のからあげ弁当は、にんにくは使いません」
 
「国産の鶏むね肉を使います。安心してお召しあがりいただけます」
 
これらの表記はいずれもお客様のメリット。お客様のメリットを明確に示している宣伝文は反応率が高い。
 
 
3.行動の促進
 
左端、つまり文章の最後に「ダイハツ古河さん前(古河三中近く)」とシンプルに書かれてある。しかも、そこだけ一文字分下げて強調する形で。
 
これは、読者に起こしてもらいたい行動(来店)を促す仕掛けとしては素晴らしい。最後の最後にこの表記があることで、店の近所に住む人は「近いから行ってみようかな」と考えやすい。(=反応率上昇の効果)
 
 
上記1~3のように、このハガキにはコピーライティングの重要テクニックが含まれているため、悪くはない。
 
ただ、やはりここまで奇抜な宣伝にしてしまうと反応率は低くとどまってしまうだろう。
 
せめてレイアウトを見やすくして、表に店舗名や住所の入ったスタンプ(オレンジ色)を押すなどして、読者をもっと楽しませたほうがいい。(そのほうが反応率が上がる)
 
 

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