コピーライティングのプロが指南する、マクドナルドに求められる理想的な謝罪は コレだ!
期限切れ鶏肉問題で消費者に不安を抱かせたにも関わらず「上海福喜食品で不適切に作られた商品が日本向け出荷されていたという証拠はありません」「上海福喜の検査報告に騙された」などと開き直った会見をし、さらには「安心・安全と味へのこだわり」という冊子とともにチキンマックナゲットの無料券を配り、ネット上で「必死になればなるほど怪しく見える」と大顰蹙をかっているマクドナルド。
どこまで堕ちていくのか…
いいかげん、マクドナルドには目を覚まして欲しいので、コピーライティングの専門家としての立場から理想的な謝罪のしかたをお伝えしたい。
まあ、この声がマックに届くことはないと思うが、隠れキリシタンのような肩身の狭い思いをしている隠れマックファンの私の気持ちをくみとって欲しい。
マックさん、がんばって!
◇ ◇ ◇
まず重要なのは出だし。
コピーライティングでは出だしが重要。出だしで全てが決まる、と言っても過言ではない。
したがって、私がマクドナルドの社長なら、まず“言い訳なしで”謝る。どんな理由があろうとなかろうと、悪いものは悪いのだ。安易な謝罪を逆手にとられるリスクなんて考えない。とにかく、言い訳なしで謝る!
次に重要なのが「損失の覚悟」だ。
お客様に損失を与えたのだから、販売者も損失をかぶらなければならない。進んで損失を受け入れ、その損失をアピールするくらいがいい。極端だが、私だったら一週間マクドナルドを閉鎖するくらいのことをする。そうして身を切り、一週間分の売上を失うことで反省の意思を示し、株主を含め色んな人達に罵られながら地獄の一週間を過ごす。もちろん、社長の役員報酬は一年間ゼロだ。
最後に「信頼を取り戻すための100年計画」を立て、そのプランを紹介。
これから100年かけて信頼を取り戻す決意を明確にアピールし、「失った信頼は一年や二年で取り戻せるものではない」と認識している点を強調する。食の安全性を確保するために、どんな取り組みを行なうのか。それを100年に渡ってプランすれば、チキンナゲットの無料券を配布するような「消費者の誤解を招く手段」など想像もしないだろう。
以上、シンプルに言えばこの3点が謝罪を効果的に示す方法となるはずだ。
繰り返す。
マックさん、がんばって!
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