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コピーライティングのプロが、書籍には書かれていないテクニックと広告修正の事例を公開!

一戸建て販売のチラシ 〜問い合わせを増やす方法〜

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二つ折りにしてポスティングされていたチラシ。
 
極端にシンプルな表現とし、文字数を少なくしている点はインパクトがあってGOOD!  
 
文字色を黒と赤の二色に限っている点も、見る側にごちゃごちゃした印象を与えず、文字がスムーズに認識される点で好ましい。(=反応率を高めている)
 
「今、家を考えている人」という表現も呼びかける相手(ターゲット)を絞りこんでいる点では秀逸だ。
 
小さな文字で書かれてある「このチラシをお持ちのお客様のみのご提供になりますのでこのチャンスに是非お声掛けください!」という表記も反応率を高める効果があるだろう。これは明らかな読者のメリットであり、こうしたメリットの強調は反応率を上げる。
 
ただし、私だったら、キャッチコピーを「今、家を考えている人へ、緊急案内!!」と変え、その下の小さな文字の文章はもう少しシンプルにし(※)、本文を読まずにはいられない衝動をさらに高める工夫をする。
 
※例:このチラシをお持ちのお客様限定のご提供です!
 
 
このチラシ、開くとオモテはこうなっている。
 
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上部から下部への「すべり台効果」が素晴らしい。
 
上半分の紙面で、まず、インパクトのあるシンプルなキャッチコピーで引き寄せる  (先を読みたくなる=すべり台効果)

その下の文章で「このチラシを持っている人だけのチャンスがある」と匂わせる  (先を読みたくなる=すべり台効果)

二つ折りされているものを開くと下半分の紙面に「期間限定」と強調されている  (先を読みたくなる=すべり台効果)

内容を確かめたくてウラまで読む
 
こうして「すべり台効果」で連結することで、反応率は確実に上がる。
 
 
ウラはこうなっている。
 
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まずは、見やすい点が素晴らしい。情報が分かりやすく整理されていて見る側にストレスを与えない。ストレスが少なければ少ないほど反応率が高まるのは当然。
 
それから、お客様のメリットを中央に配置している点も秀逸。「ネーブルパーク周辺!!  距離  約1,100m」「中央小学校・総和中学校区域でお探しの方へ!!」「上辺見小学校区域内でお探しの方へ!!」  これらの文章は住む人間のメリットを明確に示しているため、問い合わせをいただける確率を大幅に上げている。
 
欲を言うなら、最上部の記載で赤文字強調するのは「(~10/末まで)」の部分にしたほうがいい。10月末までしかチャンスがないことに緊急性を感じると読者は「早めに問い合わせしておかなければ!」と切迫感を感じ、行動が促進される。(=問い合わせの数が増える)
 
 

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