アパレルショップの売上を上げる簡単な工夫
服を買いに行くたびに不思議に思うことがある。
「なぜ、写真の数が少ないんだろう？」
私のようなファッションに疎い人間にとって、服を買う時の最大のストレスは「組み合わせ方が分からない」という点である。
どの服とどの服を組み合わせるとオシャレに見えるのか、それが初心者には分からない。上級者になればその組み合わせを考えることこそが楽しみで、一つの娯楽として成立するほどなのだろうが、私のようなド素人にはそれがストレスでしかないのだ。結局、いい組み合わせ方が分からず、何も買わずに店を出ることが多い。
もし、店内の何箇所かに分厚い電話帳のようなカタログがあって、その中に「オシャレな組み合わせ方（写真）とそれらの服を全て購入した時の合計支払額」が豊富に掲載されていたら、私のようなファッション弱者は貪るようにそれを読み、何十着と購入するだろう。
一度購入して、オシャレな自分を体感し、それに快感を覚えると、その快感はリピート意欲を高める。（また買ってまた快感を得たい、と思う） そうして何度もリピート購入する客が積み上がるように増えていけば、その店の売上は劇的に増えるはずである。
なぜ、それをやらないのか？
不思議でしかたがない。
商品の入れ替わりが激しいアパレル業界では豊富なカタログの用意は困難なのかもしれないが、紙でコストがかさむならネットで見られるようにしてもいい。モデルやカメラマンも、安いギャラでいい仕事をする人がいくらでもいるはずだ。
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