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コピーライティングのプロが、書籍には書かれていないテクニックと広告修正の事例を公開!

住宅営業 -チラシによる集客・反応率アップのコツ-

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先日のモノクロトーンのチラシ(住宅チラシのキャッチコピー ~注意点~ - co.pi.la.bo - コピラボ -)から一転。カラーで大きめのチラシがポスティングされていた。
 
前回のチラシと違い、赤字の強調が目に飛び込んできて素晴らしい。特に、「駅近」と「土地100坪以上」の赤字強調部分は購入検討者のメリットを明確に示しているため、反応率が高まっているだろう。
 
さらに素晴らしいのは、「土地100坪以上」の上に黒文字太字で記載されている「広いお庭です」の一言。この一言がもたらす影響力は大きい。広い庭は購入検討者にとって明らかなメリット。「広いお庭です」の一言があるかないかだけで問い合わせの数は全く違う。
 
意外と重要なのは右上に記載されてある「2路線『栗橋』駅  徒歩20分」の文字。これは、購入検討者にとってデメリットとなり得るわけだが、こうしたデメリットを明示しておくことで読み手は安心する。「駅から離れていて通勤に不便。だから安いのかぁ」と勝手に納得してくれる。
しかも、下手に期待値を高めないため「期待>実際」の不満を生じさせるリスクが低減。不満発生を回避できれば当然売れやすくなる。このように、コピーライティングでは「引き算」も求められるのだ。
 
最下部真ん中に電話番号を大きく表示している点も、コピーライティングの基本に忠実であり素晴らしい。せっかく問い合わせする気になったのに、問い合わせ方法が見づらく、分かりづらくてやめた…というケースは意外と多い。問い合わせ方法は特に強調して目立たせ、問い合わせ時に感じる障害を極限まで減らしておくのが基本。その基本を守ったこのチラシは秀逸だ。
 
欲を言うなら、社長やスタッフの笑顔の写真などを入れて親しみを持たせたほうがいい。人間の笑顔があるチラシと無いチラシでは反応率がまるで違う。
 
 

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